【令和6年2月度 丹羽経済塾】2月17日(土)18:00-22:00
【前半】親日国バングラデシュから見るBRICSと欧米の権力闘争、そして日本
講師:丸谷元人(危機管理コンサルタント)
【後半】世界秩序の再編と新デジタル通貨…松田プラン理解のポイント
講師:松田学(丹羽経済塾会長、参政党代表、元衆議院議員)
今回の丹羽経済塾では、前半は、国際派ジャーナリストとして著名な危機管理コンサルタントの丸谷元人氏を講師にお呼びします。丸谷氏からいただいている講演内容は次の通りです。
安倍外交は、日本の資源確保のため、アフリカのみならず、南アジアの親日国バングラデシュに焦点を当てて積極的なODAの投資を行ってきた。しかし2016年に発生したダッカ・レストランテロ事件によって日本人が7人殺害され、さらに新型コロナで日本企業の活動が停滞する中、中国やロシアの動きが活発化した。さらにインドのロシア接近や、バングラデシュのバイデン政権嫌いもあり、それが日本との関係にも影響を与えている。しかしこの地域は日本の安全保障および資源外交にとっては極めて重要な地域であり、ここを官民連携で押さえていくことが重要である。今年の米大統領選を控えて、1月の選挙で与党が勝利したバングラデシュの動きを見つつ、日本人が打つべきいくつかの手を提示していきたい。
後半は、丹羽経済塾の松田会長が、次のような視点から「松田プラン」について語ります。
いま世界では、中ロが主導するBRICS秩序が、急速に台頭するグローバルサウス諸国を取り込みながら、これまでのG7秩序と対峙する形で国際社会を分断する動きを示しています。これは、人類史上初めてともいえる「通貨の概念変化」を伴うパラダイムシフトでもあり、日本が自国の主権と自由社会を守り、伸長させていくためには、これからの社会基盤を形成するブロックチェーン革命において独自の自立的なポジションを確立することが不可欠です。この時に問われるのが、そもそもデジタル化とは何のためのものなのかについての哲学であり、次なる社会についての日本独自の設計思想です。今回はこうした視点から、単に積極財政のための現実的方策としての「松田プラン」を論じるだけでなく、「経済を豊かに」、「社会を便利に」、「精神には自由と共鳴と生きがいを」を目指す本プランのもう一つの本質についても、皆さまと共有したいと思います。
【令和6年2月度 丹羽経済塾 参加申込フォーム】
【日 時】2月17日(土)18:00-22:00
第一部:勉強会 18:00-20:00|第二部:懇親会 20:15-22:00
【参加費】4,000円(第一部・第二部 両方ともご参加される方)
第一部:勉強会 1,000円 | 第二部:懇親会 3,000円
※お食事代+2ドリンク込み
【会 場】ZEN-HARMONIC(4階レンタルスペース)
【住 所】千代田区麹町4-8高善ビル4F
【最寄駅】東京メトロ有楽町線麹町駅(4番出口) ※地図は《こちら》
※ 参加のお申込は上記バナーよりお申込みください。※